赤外線カメラと非接触温度計の使用が普及していますが、このテクノロジーを使用するためには、その特性を理解する必要があります。赤外線放射は広い範囲の波長に及びます。 赤外線は人間が見ることができません。 また、赤外線放射は物質に吸収され、ガラスや一般的に使用されるプラスチックを通過しません。 人間の目で窓越しに見えるからといって、赤外線カメラで透過して見えるということではなく、レンガの壁を通して誰かを見ようとするようなものです。
滅菌された安全な環境の背後で赤外線カメラまたは非接触温度計を使用できるようにするには、赤外線を透過できる光学材料を使用する必要があります。 IRISS ClearIRシステムは、現在使用している保護スクリーン内に赤外線ウィンドウを装着するか、またはプラスチックバリアに赤外線ウィンドウを組み込んだシステムを使用することにより、可視及び赤外線両方で観察でき、安全に温度測定をすることができます。
IRISSは赤外線ウインドウシステムを世界中のクライアントに提供するグローバルリーダーとして認められた専門会社です。 電気サービス業界では、主に密閉型機器の電気部品の目視および赤外線検査に赤外線ウィンドウシステムを提供しています。
建物に入る人々の温度監視や無菌エリアの確保に関する問題に直面しているお客様を支援するために、IRISSは従来の電気設備診断システムの設計と構築の専門知識を、ClearIRシステムの開発に応用することができました。
ClearIRシステムは温度スクリーニングが私たちの社会全体で標準となる必要があるために開発されました。 このシステムを設置することにより、入室者の体温を監視し、発熱や病気の可能性のある人々をスクリーニングすることができます。 これにより、安全な体温を示している人へのアクセスが可能になり、病気にかかっている可能性のある人が入室し、感染を広げる可能性を予防する一助となると考えられています。
型式番号 | ClearIR-4-AW | ClearIR-24 | ClearIR36 | |
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一般仕様 | ||||
フレーム高さ | 15.88 cm | |||
フレーム幅 | 15.88 cm | |||
バリア外形高さ | ー | 60.96 cm | 91.44 cm | |
バリア外形幅 | ー | 60.96 cm | 91.44 cm | |
使用温度範囲 | -40℃ ~ 273℃ | |||
フレーム材質 | Powder Coated 5052 Aluminum | |||
バリア材質 | ー | Polycarbonate | ||
ハードウェアー材質 | 316 Stainless Steel | |||
光学仕様 | ||||
開口部高さ | 10.80 cm | |||
開口部幅 | 10.80 cm | |||
光学材料 | Poly-View™ UL 746 準拠、可視、UV、赤外線透過ポリマー; -40℃ ~ 325℃ | |||
適応検査 | ||||
中・長波赤外線、紫外線(UV)、可視検査等 |
仕様は予告なく変更される場合がありあます